都市部を中心に狭小アパートへの関心が高まっています。
文字どおり専有面積が狭いアパートなので長期間住むには適さない物件です。
その反面、家賃が手頃だという理由から若者の入居や仕事部屋として借りる方が増えています。
ここでは、狭小アパートへの不動産投資のメリットとデメリットについてを分かりやすく解説していきます。
不動産投資家に注目されている狭小アパートとは?
まず最初に狭小アパートとは何かについて解説します。
狭小アパートは、約10~20坪程度の狭い敷地に建てられ、都市部に多く見られるのが特徴です。
部屋の広さは10㎡(三畳から四畳半)程度であり、十分な居住スペースが確保できるとは言えない物件です。
しかしながら、近年この狭小アパートを借りる方が増えています。
人気の理由は、何と言っても都市部にあるので交通アクセスが抜群に良いという点にあります。
また、居住スペースが狭いので家賃が安いというメリットもあります。
居住スペースが狭い都会のアパートと聞くと、築年数も古く住みにくそうなイメージがありますがそうではありません。
狭さが気にならなければ十分に生活が可能で、自宅に仕事部屋を確保できない方がテレワーク用として使用するケースも多く見られます。
多くの不動産投資家たちが狭小アパートを投資の対象に選ぶ理由は、この需要の高さにあります。
狭小アパートを不動産投資の対象にするメリット
狭小アパートには、家賃は安いけれど単価が高いという表現が当てはまります。
これは、都市部にあるにも関わらず月々の家賃収入は安いけれど、各専用部分が狭いので坪単価で考えると高い収益性があることを意味します。
また、都市部特有の不整形地を活かせるというメリットがあります。
歪な形をした土地に建てられる建物は制限されます。
したがって、不整形地の価格は一般的な土地と比較すると安い傾向にあります。
これらのメリットがあることから、狭小アパートへの不動産投資を始める方が多くいるのです。
狭小アパートを不動産投資の対象にするデメリット
狭小アパートは、居住者の入れ替わりが激しい点がデメリットとして挙げられます。
主な理由は、居住スペースが狭いために荷物が増えると住めなくなるからです。
学生が借りていることも多く、卒業のタイミングで引っ越してしまうという理由もあります。
多くの入居者が2年以内で引っ越してしまうというデータもあるほどです。
また、家賃が安いのでリフォームをしたくても思うようにできないという問題もあります。
住人の入れ替わりが激しいので劣化もしやすく、リフォームが行き届かなくなると新規の入居者を集められなくなるというデメリットが生じます。
まとめ
狭小アパートは、都市部にありながら家賃が安いため今需要が高まっています。
この波に乗り、不整形地を安く購入して狭小アパートを建て、不動産投資を始める方も増えています。
しかし収益率が高いと言われる反面、住人が定着しにくい面もあるため、狭小アパートの不動産投資を始めるにあたっては、綿密な計画を練ることが大切です。
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