マイホームの購入や賃貸物件選びなどに役立つ建物構造の知識。
この記事では、鉄筋コンクリート造の建物の特徴とメリットとデメリットについて解説するとともに、どのような住まいの質を求める方に向いている構造なのかなどをご紹介していきます。
ぜひ、住まい選びの参考にしてみてください。
まずは確認!鉄筋コンクリート造の建物構造のメリットとは?
アパート・マンション・一戸建て住宅などの建物には、木造・軽量鉄骨造・重量鉄骨造などのさまざまな構造がありますよね。
今回ご紹介する鉄筋コンクリート造の建物構造は、ほかの構造と比較すると、遮音性、気密性、デザイン性が優れている点が特徴です。
また、耐火性や耐震性にも優れているため、普段の生活のなかでも、安心・安全な暮らしやエネルギー効率のよい暮らしを実感することができます。
さらに、耐用年数に着目した場合も、木造22年、軽量鉄骨プレハブ造19年、重量鉄骨造34年に対し、鉄筋コンクリート造は47年と長い耐用年数を持つことで知られています。
忘れずに確認!鉄筋コンクリート造の建物構造のデメリットとは?
鉄筋コンクリート造の建物では、季節や環境などの条件によっては、気密性が高いというプラスとなるべき面が裏目に出てしまい、カビ・湿気・結露などに悩まされてしまうこともあるのがデメリットです。
また、熱伝導率が高いというコンクリートの性質を持つため、断熱材の性能や建物の立地条件などによっては、室内の温度が夏は暑く冬は寒くなりやすいという点が懸念材料となることもあるかもしれません。
そのほか、ほかの建物構造と比較すると建築費用が高くなってしまう点、壁内部の構造などに防音性能が大きく左右されてしまう点なども注意しておきたい特徴です。
鉄筋コンクリート造の建物構造はどんな方におすすめ?
鉄筋コンクリート造の住宅がおすすめとなるのは、もしもの地震・火災・自然災害などに対する住まいの安全性にこだわりたい方、住宅の建築費用や毎月の家賃などを考慮しても経済面に余裕のある方、防音性や省エネ性などのバランスが整った住まいを理想とする方などです。
また、マイホーム購入を検討している方は、地盤がしっかりとした土地に建てることが鉄筋コンクリート造で建築する条件のひとつとなる点も、合わせて覚えておくとよいでしょう。
まとめ
マイホーム購入や賃貸物件の新居探しでは、建物の耐震性や耐火性などを見極めるためにも、まずは建物構造を確認するのがおすすめ。
さらに、鉄筋コンクリート造の、カビ・湿気・結露などのデメリットを解消するには、断熱材の性能やこまめな換気なども大切になってきますので、マイホーム購入の際は、ぜひ専門家のアドバイスを反映した家づくりを心がけましょう。
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