近年、老後の資金確保のため不動産投資をおこなう方が増えています。
そのなかのひとつであるマンション投資は、取り組みやすくワンルーム物件から始められます。
そこで今回、物件を一棟購入し、運用していくメリットはなにか、リスクと注意点を解説いたします。
ぜひ、これから不動産運用を検討している方は記事を参考にしてみてください。
マンション一棟投資のメリットとは?
マンションの一棟投資をおこなうとどのようなメリットがあるのでしょうか。
まずマンションの一棟投資をおこなうと将来的に住居ではなく店舗や事務所にもリノベーションすることが可能であるというメリットがあります。
戸数購入の場合は家賃収入が途絶えるリスクが高まりますが、一棟まるごと購入することで家賃収入をカバーできる可能性も高くなります。
マンションの一棟投資では担保価値が高まり、金融機関からの融資が受けやすくなることもメリットにあげられます。
また、マンション一棟投資の所得は事業所得と見なされるため、損益通算などの制度を利用でき、節税できます。
さらにマンションの一棟投資では、入居者の要望に合わせたサービスの提供ができる点がメリットになります。
入居者が宅配ボックスやコンシェルジュサービスなどを希望する場合、予算や管理費などを照らし合わせ要望にこたえられる可能性があります。
マンション一棟投資をするリスク
マンション一棟投資にはメリットがある一方でデメリットもあります。
マンション一棟投資は土地および建物一棟を所有するため、初期費用やランニングコストが高額になります。
また、事故物件や災害、家賃が下落した場合のリスクもあります。
さらにマンション一棟の場合、売却時の買主が見つかりにくい点や立地条件の変動の影響を受けやすい点もデメリットとなるでしょう。
毎月のマンション一棟のランニングコストの目安は家賃の10%と言われており、下記の費用がかかってきます。
●メンテナンス費用
●修繕積立金
●損害保険料
●固定資産税や都市計画税
●管理費用
上記の費用がかかり、多くの投資では、管理会社に任せていることも多いでしょう。
そのため、運営費用を含めた借り入れをおこなうか、自己負担をする必要があります。
マンション一棟投資をする際の注意点とは?
マンション一棟投資をする場合の注意点は2つです。
投資金額に見合った事業計画をおこない、破産を防ぐ
事業計画を作成し、シミュレーションをおこなうことで、投資で成功する確立を上げられます。
家賃が入ってこないことや賃料下落したときのことを考え、どのように運用していくのかを盛り込むことで、融資を受けやすくなります。
実際にローンを組む場合には、事業計画書の提出が求められています。
「収支計画=収入-ローン返済額-経費」という計算式で求めます。
計算方式を基にどれくらいの収益が見込めるのかをチェックしましょう。
投資物件のリスクに備える
空室や家賃滞納、災害や金利上昇、家賃下落や税金リスク、資産価値など下がった場合の対策を考えることで、破産などを防止できます。
まとめ
マンション一棟の投資では、大きな金額の借り入れをおこなわなければなりません。
そのため、念入りに事業計画書の作成をおこなうことが必要と言えます。
メリットとデメリットを把握したうえでおこないましょう。
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