転勤や離婚などで一戸建てに住まなくなる場合、売るのかそれとも貸すのかどっちか選択をしなければなりません。
しかし、どっちにしたら良いのか迷う方も少なくはありません。
そこで今回は、一戸建ては売るのか貸すのかどちらが良いのか、それぞれのメリットを含めご紹介していきます。
一戸建ては売るか貸すかどっちがおすすめ?
今後住む予定のない方、なるべく多くの現金を受け取りたい方には、早めに売ることをおすすめします。
賃貸物件として貸して家賃収入が毎月入っても、家の維持管理費やその他の手数料が引かれるので、思っていたよりも自分の手元に残るお金は少なくなります。
貸すのがおすすめな方は、今後住むかもしれない方です。
今は住んでいないのだが、将来もしかしたら戻るかもしれないという方におすすめです。
しかし、借りる方がいないと意味がないので賃貸需要の高い人口の多い場所限定です。
一戸建てを売る・貸す場合のメリットとデメリット
売るメリットは、家の管理をしなくて良いので手間や時間を短縮できます。
賃貸に出した場合、経年劣化などの修繕義務は貸した方が負担しないといけないので定期的な出費や手間を無くせるのも家を売るメリットとなっています。
売るデメリットは、今後家に戻りたいと思っても戻れなくなるのと、ローン完済で費用がかかることがあります。
売却したお金でローン完済できない場合は資産から完済しなければいけないので注意が必要です。
一戸建てを売る・貸す場合の収支シミュレーション
売却3000万円でシミュレーションしてみます。
●仲介手数料:(販売価格×3%+6万)+消費税=96万+9万6000円=105万6000円
●売却金額:3000万
●収支:売却金額−仲介手数料=3000万円−105万6000円=2894万4000円
売却すると『特別控除』『特例』を受ける事が出来ます。
現在住んでいる自宅であること、転居済みでも転居後3年目の年末までの売却であること、かつ土地の売却契約締結が解体から1年以内でその土地を賃貸していないこと、単身赴任の場合、配偶者が住んでいることなどが適用要件になります。
単身赴任の場合は配偶者の住んでいる建物も認められていてこれらの条件を満たしていると不動産を売却した際にでた利益に対して3000万円までは課税対象から除外できるようになります。
一戸建てを貸す場合もご紹介していきます。
●家賃収入:年間132万(月11万)
●管理・修繕費:年間36万(月3万)
●火災・地震保険:年間13万
●固定資産税・都市計画税:年間12万円
●年間収支:家賃収入−各費用会計=132万−36万−12万−13万=71万
入居者との契約時に礼金や更新料などの収入がもらえるのですが、管理費用もかかるので支出も多いです。
まとめ
一戸建てに住まなくなったときに売却するのか貸すのかどっちにしたら良いのか悩んでいる方に向けてご紹介してきました。
今後の将来を考えてみて、戻る可能性があるのかや賃貸にしたとして、人口の場合借りる人がいる賃貸需要の高い場所なのかリサーチする必要があります。
今回の記事を見てしっかり考えた状態で決めて行動するのが大切です。
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