不動産売却の際に「インスペクション」について聞いたことがある方もいるでしょう。
インスペクションとは、売却物件の診断を指します。
本記事では、インスペクションとは何か、またメリットや費用についても解説します。
不動産売却時におけるインスペクションとは
インスペクションとは、専門家が宅地建物取引業法にのっとって、売却査定より前のタイミングで売却物件の診断をおこなうシステムです。
専門家とは「既存住宅状況調査技術者講習を修了した建築士」を指します。
診断項目は、以下のとおりです。
●目視による劣化がないかの把握
●劣化箇所の程度の調査
インスペクションは、義務化されているわけではありません。
しかし、「既存住宅売買瑕疵保険」に加入する際は、必ずおこなわなければなりません。
診断によって売却価格が変わる場合がありますので、査定額を決める前に実施してください。
不動産売却前にインスペクションをするメリット
では、インスペクションによって売却物件の劣化などがないかを知ることで、売主にどのようなメリットがあるのでしょうか?
不動産売却前にインスペクションをするメリットは以下のとおりです。
●専門家が診断したことで安心・信頼が生まれるため、買い手が見つかりやすくなる
●診断をもとに修繕した場合、売却価格が上がる
●瑕疵について把握できるので、売買契約成立後のトラブルを防げる
買い手にとっても何がどのように劣化しているのかを知ることで、リフォームや修繕の資金計画も立てやすくなります。
正しい物件状況の把握ができ、売主・買い手の双方での取引がスムーズに進む点もメリットと言えます。
不動産売却時のインスペクションにかかる費用
インスペクションにかかる費用は、どこの会社に頼むかによってもかわりますが、おおよその費用は以下のとおりです。
●マンション:5万円程度
●一戸建て:平米数に応じて4.5万円~7万円程度
診断が複雑になる場合や、床下・天井裏まで検査するとなると、その分追加で費用がかかります。
では、費用の内訳はどのようになっているのでしょうか?
●専門家の人件費と交通費
●調査機器の損料
●ペーパーワーク代
●宣伝広告費
以上の項目が費用に含まれています。
まとめ
専門家が宅地建物取引業法にのっとり売却物件を診断することで、安心感が生まれ、信頼度も増します。
そのため、早く買い手が現れる可能性が増え、契約後のトラブルも減ります。
5万円ほどの費用で、物件の状態に合わせた適正な売却価格を設定できるので、不動産売却の際にはインスペクションを検討してみてはいかがでしょうか。
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