マイホームを購入したにもかかわらず、すぐに売却しなくてはならないこともあるでしょう。
不動産売却を失敗せずスムーズにおこなうには、どのようなことに気を付けたら良いのでしょうか。
今回は、築浅一戸建てを売却する理由や早期売却のポイントなどをご紹介します。
築浅一戸建てを売却する主な理由とは
不動産売却を検討するきっかけはさまざまなものがありますが、家族構成の変化や経済的理由が5割弱を占めます。
そのほとんどは資金確保が理由で、離婚や住宅ローンの滞納などで物件を売却する方が多いようです。
このように売却する理由や状況はそれぞれ異なりますが、売買契約を交わす際は正直に理由や状態を買主に説明する必要があります。
とくに築浅の一戸建ては「なぜ今売却するのか」「欠陥があるのか」と気になる方も多いはずです。
トラブルなく売却を進めるために売主には契約不適合責任があり、住宅欠陥を隠した売却は契約解除や損害賠償の請求につながりかねません。
売却理由をきちんと伝えることで、買主に納得して購入を検討してもらえます。
築浅一戸建ては価格が下がる前に売却するのがおすすめ！
一般的に不動産は、築年数が経てば経つほど売却価格が下がります。
築5年の一戸建てでは物件購入時の70％、築10年では60％まで価格が減少するでしょう。
資産価値の落ちた物件は売却するのにも時間がかかるため、築年数が浅いうちに売ることをおすすめします。
ただ、最近では築浅物件の売却数が増加傾向にあり、市場が飽和しています。
他の物件との差別化を図らないと、売却するのにも時間がかかるでしょう。
一戸建ての土地は建物より資産価値が落ちにくいため、好立地ならば更地にしての売却も一つの選択肢です。
築浅一戸建てを早期売却するコツ
築浅物件を高く売るコツの一つとして、適正価格を算出する方法があります。
エリアの相場に見合った金額を把握しておくことで、損をせずに売却が可能です。
また、住宅設備をどこまで残すのかも重要なポイントとして挙げられます。
あまり古くないエアコン・照明器具などの設備は、買主との価格交渉の際に役立つため、撤去せずに残しておきましょう。
その他、売り出し価格はローン残高を基準に計算するため、残金を把握することも大切です。
さらに、住宅購入では所得税や住民税などの税金が発生するため、節税対策として3,000万円特別控除や軽減税率の特例などを利用するなら確定申告が必要になるでしょう。
それぞれの条件や必要書類を確認し、前もって手続きを済ませることをおすすめします。
まとめ
築浅一戸建てを売却する理由には、ライフステージや心境の変化などがあります。
不動産は築年数が経つほど価値が下がっていくため、売却を検討しているなら早いほうがおすすめです。
早期売却のコツをおさえて、ちみつな売却計画を立てていきましょう。
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