リースバックした家の買戻しが可能なことはご存知でしたか。
さまざまな理由から持ち家を売却し、賃貸として借りている方もいます。
一度自宅をリースバックしても、やっぱり自己所有にしたいと考える方も少なくはないでしょう。
この記事ではリースバックした家の買戻し方法と注意点についてご紹介します。
リースバックした家を買戻しする仕組みとは
リースバックとは持ち家を売却し、賃貸として借りて住んでいる状態のことです。
買戻しと聞くと再度売買契約を結び、売却してもらうというイメージをお持ちの方もいるでしょう。
しかし、実際はリースバックには「買戻し特約」という特約があり、条件を満たすことで買戻しが可能になります。
売却した家を再度購入するのではなく、売却した家の売却自体をなかったことにするというイメージのほうが近いでしょう。
また、特約とは異なり、将来的に買戻ししますよという約束をする「買戻し予約」という仕組みもあります。
これらの効果はほぼ一緒ですが、仕組みは異なりますので注意しましょう。
そしてこれらには決められた期間があります。
10年を超えることはできないと決められていますので、覚えておきましょう。
リースバックの買戻しに必要な価格とは
リースバックで売却した家の買戻しに必要な価格は、売却価格の10〜30%割増が相場です。
1,000万円で売却したのであれば1,100〜1,300万円で購入できるのです。
なんだか高い気もしますが、リースバックで売却するときの金額は通常の不動産売却よりも10〜30%ほど安い金額が基準。
つまり、割安で売却した家を割増で購入することになり、ほとんど市場価格と一緒ということになります。
買戻しするときの注意点とは
リースバックした家を買い戻すときにはいくつかの注意点があります。
一つ目は予約契約書の作成です。
予約をしてリースバックを受けるときは、いくつかの条件がつきます。
その条件をきちんと確認しておかないと、自分の希望するタイミングで買戻しができない場合もあるので注意しましょう。
また、賃貸で借りているときに家賃の滞納は絶対しないことです。
滞納が続くと退去を求められ、退去してしまうとリースバックの契約自体なくなってしまいます。
そして、賃貸契約を結ぶときに普通借家契約を結ぶということも注意点の一つです。
賃貸契約には定期借家契約というものもあります。
借主の権利を守っているのは普通借家契約ですので、間違えないようにしましょう。
まとめ
リースバックで売却した家の買戻しは可能です。
しかし、条件などがありますので家賃の滞納などは絶対にしないようにしましょう。
また、リースバックの契約をするときにも確認すべき注意点があります。
不利な契約を結ばないように気をつける必要があるのです。
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