川沿いの家というのは、そうでない家と比べると「川沿いの家ならではの売れにくさやメリット・デメリット」というものが存在します。
今回は、まず川沿いの家が売れにくい理由と売却方法をご紹介、くわえて把握しておくべき川沿いの家のメリットとデメリットを、最後に売却前後に浸水被害を受けた場合の影響と対処法も解説します。
川沿いの家をスムーズに売却する方法とは?
川沿いの家は湿気の心配、地盤への不安、浸水被害などのリスクがあるため、不動産市場では少々売れにくい物件に分類されます。
川沿いの家をスムーズに売却する方法としては、あらかじめ住宅診断(ホームインスペクション)や地盤調査を受けて信頼性を証明するのが有効です。
また、家の状態や土地の状態があまり良くない場合は更地にしてからの売却のほうが売りやすい可能性があります。
この点の判断については、市場をよく知る不動産会社に相談すると良いでしょう。
川沿いにある家の売却時のメリットとデメリットとは?
川沿いの家を売却するなら、売主はメリットとデメリットをきちんと把握し、内覧者から聞かれた際に、スムーズに答えられるようにしておくのが大切です。
川沿いの家のメリットは風通しや日当たり・眺望の良さです。
自然の風を感じながら日々の生活をしたい方にはうってつけでしょう。
その反面、湿気の多さや虫が来やすい、地盤の弱い可能性が高い、浸水被害のリスクなどがデメリットとして挙げられます。
デメリットのなかでも前述した売却前の地盤調査は、「地盤の弱さのリスク」を客観的データで解明するための大切な調査ですので、ぜひ受けましょう。
川沿いの家が売却前後に浸水被害にあったらどうなる?
川沿いの家が売却前に浸水被害にあった場合は、浸水被害が物理的瑕疵にあたるため、売却価格は相場よりも下がってしまいます。
どのくらい下がるかは浸水被害の度合いにもよりますが、相場の8割程度にまで下がることは覚悟しておいたほうが良いでしょう。
そして売買契約締結後から引き渡しまでの間に浸水被害にあった場合、買主は売買契約を無条件で解除できるようになっています。
契約解除をおこなった場合、買主は代金の支払い義務もなくなるため、手付金や支払代金も返還しなければなりません。
一方、特約によっては買主への負担を定めることも可能ですが、あとからトラブルにならないよう交渉しお互いが納得したうえで、どの時点で責任が移転するか明記しておきましょう。
まとめ
川沿いの家は売れにくい面はありますが、自然が好きな方には興味を持ってもらえ、地盤に問題がなければ川沿いの家ならではのデメリットを減らせます。
売却が決まった後に被災することもあるため、どの時点で責任が移転するかを交渉し、明記しておくことをおすすめします。
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