マイホームなどの購入の際に、万が一に備えて、家の災害保険の加入を検討する方も多いのではないでしょうか。
ここでは、家の災害保険について、火災保険・地震保険とはどのようなものか、災害保険の必要性をご紹介いたします。
マイホームなどの不動産の購入を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
家の災害保険となる火災保険とは？
家の災害保険となる火災保険とは、主に火災による損害を補償する損害保険の一種です。
ただし、いろいろな原因により火災は起こりますが、原則、地震や噴火による火災については火災保険の補償範囲外となるため注意しましょう。
火災保険の具体的な補償範囲は、保険会社や契約プランにより異なります。
よくあるのは、一般的な火災に加え、落雷によるもの、破裂や爆発、風災、雪災、雹災（ひょうさい）、水災などが範囲内となり、空き巣などの盗難を補償する会社やプランもあります。
家の災害保険となる地震保険とは？
家の災害保険となる地震保険とは、地震による損害を補償する損害保険の一種です。
一般的には火災保険の補償範囲外となる、地震・噴火・津波による火災や損壊、埋没、流出による損害が補償範囲になります。
また、火災保険とは異なり、一般的に単独での契約はできず、火災保険とあわせて契約しなければ加入できないケースがほとんどであるため注意しましょう。
そして、火災保険のように実際の損害額を補償してくれるわけではなく、保険対象の建物や家財の損害の程度により、地震保険金額の全額、60％、30％、5％が支払われます。
家の災害保険の必要性は？
家の災害保険は、防災対策として備えるというリスクヘッジとなります。
リスクヘッジとは、起こりうる危険を予測して、危険を避けられる体制を取って事前にリスクに備えることです。
地震の研究は進んでいますが、想定している以上の被害に遭ってしまう可能性が高いとされています。
そのため、地震の被害に遭った場合のリスクヘッジとして、災害保険へ加入しておくことをおすすめします。
また、被害に遭ってしまったとき、生活の再建として火災保険だけでなく地震保険への加入もしておくとさらに安心できるでしょう。
まとめ
火災保険とは、主に火災による損害を補償する保険となり、地震による火災に対しては補償範囲外となるため注意が必要です。
災害保険に加入しておくことで、リスクヘッジと生活の再建の助けになるため、ぜひその必要性についても検討してみてください。
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