土地を購入するときや売却するときには、それぞれ契約の流れがあり必要書類も準備しなければなりません。
法令など複雑な内容もあるため、注意深く進めていきたいものです。
そこで今回は、土地売買契約の流れを購入と売却に分けてそれぞれご紹介しますので、参考にしてください。
土地売買契約の「購入時」の流れとは
購入希望の土地を見つけたら、まずは土地購入の手続きをおこないます。
大きく分けて3段階の流れがあり、まずは土地の購入意思を表すための「買付証明書」を提出して、売主が条件に納得をすれば契約が進みます。
続いては土地の10%ほどの手付金を現金で支払いますが、買付証明書の提出から10日前後で支払いをしなければならない点に、注意が必要です。
契約の際には、重要事項説明書を見ながら宅地建物取引主任者に説明をしてもらいます。
このときに気になる点があれば、質問して疑問は解消しておきましょう。
土地売買契約を交わしたあとは、住宅ローンの本審査に入ります。
事前審査とは異なり、自分で融資を受ける金融機関に行く必要があります。
融資が可能になればローン実行、残金の支払い、登記申請、諸経費の清算などをおこない、滞りなくすべて終われば引き渡しが可能です。
土地売買契約の「売却時」の流れとは
まずは、土地の売却価格を決めるために不動産会社に査定を依頼します。
査定額を参考にして、いくらで売却するかを決めて不動産会社と媒介契約を結び募集を開始します。
売却活動をおこない購入希望者が現れ、購入の意思が固まれば買付証明書を提出してもらい、双方が納得のいく価格と条件であれば、最後は売買契約です。
重要事項説明を契約前におこない、契約が締結したあとは期日までに決済と引き渡しをします。
土地だけの売買契約の場合は、建物がある場合と比較して早く引き渡しが完了します。
土地売買契約の必要書類とは
買主と売主の双方が用意する必要書類は、身分証明書です。
不動産会社と媒介契約をする際や、売買契約、引き渡しをおこなうときに双方が用意する必要があります。
また、売主は下記書類も準備しておきましょう。
●確定測量図・境界確認書
●登記済権利証
●固定資産税の納税通知書
●固定資産税評価証明書
売主は土地の所有者として、土地に関する図面や情報などを準備しなければなりません。
まとめ
今回は、土地売買契約の流れを購入時と売却時に分けてご紹介しました。
また、買主と売主の双方が用意する必要書類や売主が準備すべき書類もあるため、事前に確認しておくべきです。
不動産取引における契約の流れと必要書類を把握しておき、スムーズな取引をおこないましょう。
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