- この記事のハイライト
- ●内覧前におこなっておくべき準備としてスケジュール調整をしたり掃除を徹底したりすることが挙げられる
- ●当日は内覧者をお客さまとして迎えるために綺麗なスリッパを準備したり室温を調整したりしておく
- ●生活感が出過ぎないように注意したり積極的なアピールは控えたりすることが注意点
家をスムーズに売却するためのコツは、内覧にあると言っても過言ではありません。
そのため、あらかじめおこなっておくべきことや、注意点があります。
今回は家の売却で内覧前にやるべき準備や当日の対応のポイント、注意点について解説します。
大阪府岬町、泉南市、阪南市、泉佐野市、熊取町、貝塚市、岸和田市、忠岡町、和泉市、泉大津市、高石市で不動産売却をお考えの方は、ぜひ参考になさってください。
家の売却で内覧前にやっておくべき準備とは?
まずは、家を売却をする際の内覧前にやっておくべき準備について解説します。
準備1:スケジュール調整をする
あらかじめやっておくべき準備としてまず挙げられるのが、スケジュール調整です。
家の売却は、一般的に複数回内覧が入って成約に至ります。
そのため、内覧を1回断るのは、チャンスを1回逃していることと同様です。
貴重な1回を逃さないために、できるだけ内覧希望者の都合に合わせて、スケジュールを調整なさってください。
また、予定を組むときは、夕方や夜間ではなく日中に予定を組むようにしましょう。
日中のほうが、日当たりや家の状態が把握しやすくなるからです。
夕方や夜間に内覧をしても、日当たりに対する不安や心配が拭えず、成約に至らない可能性があります。
家をもっとも良い状態で見せるためには、なるべく日中の時間帯で約束することがポイントです。
準備2:すみずみまで掃除しておく
すみずみまで掃除しておくことも、重要な準備のひとつです。
第一印象が良くないと購買意欲が下がり、候補から外されてしまう恐れがあります。
そのため、内覧前には掃除を徹底し、清潔感を保つことが重要です。
劣化の目立ちやすい水回りや、内覧者が最初に目にする玄関を中心に、掃除をしておくと良いでしょう。
築年数が経過した家であっても、清潔感があれば良い印象を与えることができます。
時間や金銭に余裕があるなら、ハウスクリーニングを依頼するのもおすすめです。
準備3:インテリアにもこだわる
やっておくべき準備として、インテリアにこだわることも挙げられます。
モデルハウスのように室内をコーディネートすると、ほかの家との差別化を図れるでしょう。
インテリアの例は、下記のとおりです。
- ●観葉植物や花を飾って華やかな印象にする
- ●タオルや洗剤ボトルをおしゃれなものにする
- ●間接照明を置いて雰囲気をアップさせる
そのほかにも、ラグやカーテンの色を統一したり、おしゃれな小物を飾ったりといった方法があります。
お金をかけなくても、やり方次第では魅力的な室内に仕上げることが可能です。
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家の売却における内覧当日の対応
続いて、家の売却における内覧当日の対応について解説します。
当日の対応1:スリッパを多めに準備しておく
当日の対応としてまず挙げられるのが、スリッパを準備しておくことです。
ご自身にとっては売却する家であっても、内覧者にとっては新居となるため、他人が素足で歩くことに抵抗を感じる方もいます。
何人で内覧にくるかわからないため、少し多めに準備しておくことがポイントです。
当日の対応2:部屋を明るくしておく
部屋を明るくしておくことも、当日におこなうべき対応のひとつです。
明るい家は、それだけで印象が良くなります。
すべての部屋の照明を点け、シャッターやカーテンも開けておきましょう。
当日の対応3:快適な空間で内覧してもらうために室温を調整しておく
快適な空間でゆっくり内覧してもらうために、室温を調整しておくことも重要です。
室内が暑かったり寒かったりすると、すみずみまで内覧する気が失せ、早々に切り上げられてしまう可能性があります。
当日は約束の時間より早くきて、エアコンやヒーターなどを稼働させておくようにしましょう。
当日の対応4:空気の入れ替えと消臭もおこなう
内覧当日は、空気の入れ替えと消臭もおこなってください。
空き家の場合、湿気がこもっている可能性があるため、新鮮な空気を取り込んでおきます。
居住中の場合は、生活臭を軽減するために、すべての窓やドアを開放しておきましょう。
また、ペットを飼っていたり喫煙していたりする場合、換気だけではにおいが取れない可能性があります。
専用の消臭剤や脱臭機を用いて、におい対策を徹底しておくことがポイントです。
当日の対応5:魅力的なところやアピールポイントを伝える
売却時は、住んでいたからこそわかる、下記のようなメリットを伝えます。
- ●同年代の子どもが多く、子育てしやすい
- ●ご近所さんとの交流は多いのか少ないのか、自治会への加入の有無
- ●夜間の騒音の有無
- ●窓から花火や満開の桜が見えるなど
図面やインターネット上ではわからない情報をプライバシーを侵害しない程度に提供すれば、喜んでもらえるでしょう。
住み心地やご近所さんとの関係性など、住んでからわかることも多いです。
内覧時にさりげなくアピールポイント伝えておけば、購買意欲の向上につながるでしょう。
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家の売却における内覧時の注意点
最後に、家を売却する際の内覧時の注意点について解説します。
注意点1:生活感が出過ぎないように注意する
注意点としてまず挙げられるのが、生活感が出過ぎないように注意することです。
先述のとおり、家の売却を成功させるためのコツは、内覧にあると言っても過言ではありません。
第一印象で住みたくないと思うような家は、いくら価格が安くても成約には至らないでしょう。
そのため、掃除や換気をおこない、生活感を感じさせないような工夫が必要です。
洗濯物が部屋に干してあったり、ゴミが放置されていたりすると、マイナスな印象を与えてしまうので注意なさってください。
注意点2:積極的になり過ぎない
内覧時の対応の際に積極的になり過ぎないことも、注意点のひとつです。
聞かれてもいないことを話したり、内覧者に付いて回ったりするのは控えましょう。
内覧中、売主がずっと一緒に回っていたら、好きなように室内を見ることができません。
近くで待機し、質問があれば応じるというスタンスでいるのがおすすめです。
過度なアピールは、成約を遠ざけてしまう可能性があることを押さえておきましょう。
注意点3:不確実なことは伝えない
注意点として、不確実なことは伝えないことも挙げられます。
内覧当日は、不動産会社のスタッフが立ち会うのが一般的です。
担当者がいないあいだに、内覧者と契約の条件をすり合わせるのは控えてください。
たとえば「エアコンを置いていってほしい!」と言われ「わかりました」と返答した場合、トラブルになる恐れがあります。
言った言わないの揉めごとになり、契約が白紙になる可能性もあるでしょう。
そのため、条件の交渉は、不動産会社を介しておこないましょう。
軽い気持ちでした口約束が、大きなトラブルを招く可能性があるため、注意が必要です。
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まとめ
家の売却時に欠かせない内覧は、事前の準備が大切です。
当日は換気や掃除、室内が明るく見えるような工夫をおこない、魅力的な家だということをアピールしましょう。
生活感が出ないようにしたり、積極的すぎるアピールは控えたりすることが注意点です。
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